2-S-33 伊賀緑釉

伊賀焼ならではのビードロ調の青緑釉です。釉薬の厚くかかる部分は失透調、薄くかかる部分は光沢が出る。色調も青緑一色ではなく、色ムラがおもしろい。白土、赤土どちらにも合います。1230℃以上の高温焼成になると、釉が流れやすくなるので、焼成温度に注意して下さい。

 

比重 50~60

適正温度 1200~1230℃

 

素焼きのかけらを3秒浸して1mm程度の厚みがつくように、釉薬1kgに対して800~1000ml程水を加えて下さい。水で溶く際には、一気に水を加えるのではなく、少なめに注ぎ、よく混ぜながら徐々に加水するとダマになりにくいです。

 

写真=

左上・赤土還元 右上・白土還元 左下・赤土酸化 右上・白土酸化

 

 

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