下絵用転写紙を貼ったまま素焼し、釉薬をかけた見本が焼き上がりました。
下絵と釉薬の相性の試験もふまえて、今回は透明釉以外のものを試してみようかな、と。
左から、2-S-8 古伊羅保釉 、2-S-24 卯の斑釉 、2-S-23 御深井釉 を掛けました。
3種類とも、下絵と釉薬の相性はバッチリ。
下絵用転写紙を貼ったまま素焼して、施釉して本焼成した結果うまく焼けたかなと思います。
ただ、転写紙を貼ったまま素焼をしても、叩き込みが足りなければやはり素地との張り付きが甘くなります。
しっかり貼れていなかった所には、ピンホールができました。
盛転写紙のような下絵が分厚いものは、よりしっかりとした叩きこみが必要です。
叩き込みの際に水が多いと、絵柄が滲んでしまうので、固く絞ったスポンジで根気よく!
ちなみに透明釉である2-S-2 石灰釉を掛けた場合はこちら。
釉薬で雰囲気ががらっと変わりますね。
折を見て、また違った釉薬でも試してみたいと思います。